"つくるのは私たち" 組合員の声から生まれ、生かされる。それが生協の商品です
生協では「使うもの」の立場で組合員の意見や要望をもとに、「安心・安全・低価格」の商品づくりをすすめてきました。また、自給率が低下する中で、食料問題の取り組みや産直の推進、食品添加物の使用量、摂取量を減らすことや環境や資源に配慮した商品づくり、表示の適正化などに取り組んできました。
くらしの中から世界規模の平和をめざして
「平和なくしてはより良いくらしはない」との歴史の教訓に学び、平和な世界を望む広範な人々が参加できる草の根の平和運動に地道に取り組んできました。地域での平和のつどいや、親子平和映画会、戦争体験の記録化、被爆者募金など地域に根ざした地球規模での平和運動をすすめています。
鹿児島県の生協の到達と推移
地球に優しく、地球と仲良く
▲鹿児島県内の農協、漁協、森林組合の皆さんと一緒に海岸清掃活動 |
健康なくらしを願う生協は、環境への負荷の少ない、資源・エネルギーを大切にする商品を普及する活動や、牛乳パック、空缶、乾電池、食廃油、トレイ、ペットボトルなどの回収とリサイクルの取り組み、スーパーバッグの削減、河川や大気の汚染チェック、LPGトラックへの切り替え、ダイオキシン、「環境ホルモン」の学習やごみを減らす運動など環境に配慮した多彩な取り組みをすすめています。
福祉の取り組みは生協活動の柱のひとつ
生協は人と人との協同による助け合いで「福祉のある地域社会づくり」をめざして高齢者等への家事援助組織づくり、障害者との提携や共同活動など早くから取り組みをすすめてきました。こうした活動は社会的にも、生協の役割発揮として評価されています。今、高齢化社会と福祉の充実が言われる中で、介護事業の実施をはじめ、協同の力で、豊かな福祉のある地域づくりをめざして、さらに本格的な福祉事業をすすめていきます。
より豊かなくらしの創造をもとめて
生協法の目的にもある、生活文化の向上に向けて、家計活動、演劇や音楽鑑賞、子育てや教育の語り合い、サークル活動、福祉や環境でのボランティア活動など、くらしの変化や要求に対応して多様に広がってきています。