鹿児島県生活協同組合連合会
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県生協連からのお知らせ

国際協同組合年記念学習講演会を開催
~「協同の大切さ」を考える場に~

 鹿児島県生協連は、国際協同組合年を記念して「協同の大切さ生協の原点と今日的役割を考える」と題した学習講演会を開催しました。
 11月14日(水)から11月16日(土)の3日間に渡り、鹿児島県内3会場(鹿児島市、霧島市、奄美市)で約200人が参加しました。

 講師には、日本の協同組合運動の基礎を築かれた賀川豊彦さんのお孫さんにあたる賀川督明さん(賀川記念館館長)をお招きました。

 11月14日(水)開催の鹿児島市内での学習講演会は、県内の生協役職員や組合員、共栄火災職員を含む約70人の参加がありました。
 講師の賀川さんは、「国連は2012年を国際協同組合年と制定しました。これは、協同組合が世界の貧困削減や雇用創出、社会的統合など、社会経済開発に貢献している事を再認識し、この活動がこれまで以上に継続されていくことが望まれて制定されたものです。賀川豊彦らは、貧困者の生活改善のために色々な事業を自らで起こし、紆余曲折はありながらも着実に発展させ、社会的な信頼を得ました」と、世界の協同組合の役割や日本の協同組合の歴史的な経過など、お話しくださいました。
 講演の最後では、「協同組合運動は、まさに協同組合人づくり、人を育てる運動です。生きるための工夫、他者と共に生きる、喜びを分かち合う、痛みを分かち合うことを大切にして、『一人は万人のために、万人は一人のために』の言葉を胸に、協同組合運動に確信をもってこれからも活動していきましょう」と結びました。

 鹿児島市会場での講演会の後、霧島市、奄美市でも奄美医療生協や県労済生協、生協コープかごしまの役職員や組合員などそれぞれ60名ほどが参加し、有意義な学びの場となりました。


奄美大島名瀬市会場


熱く協同の大切さを語る賀川さん
(鹿児島市会場)


霧島市国分会場

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