県生協連研修会「生協法の基礎学習会」を開催
鹿児島県生協連では8月1日、「生協法の基礎学習会」を鹿児島市で開催し、7生協から37人の役職員が参加しました。日本生協連法規会計支援部の下川慶子さん（弁護士）を講師に約2時間の解説いただき、質疑で理解を深めました。
今回の学習会は、生協法の基礎の学習ということで、生協法や定款の言葉の意味から始まり、生協法の目的や最大奉仕の原則について、員外利用規制、組合員の資格や加入、機関運営の構造とその役割などを生協法とのつながりや全国の生協での事例を交えながら、わかりやすく2時間半にわたってお話しいただきました。
質疑では、「組合員名簿の開示請求について」、「職域の組合員資格でその付近に住所を有する者について」、「大学生協における大学職員の退職者の組合員資格について」など質問が出されました。
参加者アンケートでは、「感覚として覚えていたことを正確に理解、整理できた」、「基本的な学習は毎年でも勉強になり復習になります」、「生協で活動する中であまり『生協法』を意識していませんが、常に『生協法』に基づいて活動しているのだと改めて感じました」などの感想が出されました。
生協法と生協の運営の関係を改めて学び、考える機会となりました。
