鹿児島県生活協同組合連合会
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県生協連からのお知らせ

「ヒバクシャ国際署名」をすすめる鹿児島県民の会設立

 「ヒバクシャ国際署名をすすめる鹿児島県民の会・設立の集い」が、9月23日、鹿児島市で開催され約100名が参加しました。

 最初にこの会の代表である鹿児島県原爆被爆者協議会会長 西上床キヨ子さんから、「被爆体験の継承が難しくなっている現状で、この署名活動を通して原爆の悲惨さを1人でも多くの方に知ってもらいたい。署名の輪を広げて行くためにもこの鹿児島県民の会の活動はとても大切です」と挨拶されました。

 続いて県民の会結成記念して日本被団協事務局次長の藤森俊希さんの講演がありました。

 藤森さんは、ご自身の被爆体験や、地元長野県で平和首長会議の参加を呼びかけ、77全市町村が加盟し「ヒバクシャ国際署名」に賛同署名を行ったこと、核兵器禁止条約の採択に向けて国連交渉会議で発言した経験、条約採択の際には被爆者のローサー節子さんやホワイト議長と喜びを分かち合ったことなどお話しされました。そして「122カ国の賛成で条約は採択され、世界は大きく変わろうとしている。子どもたちの未来のために核兵器をなくすことが一番重要です。核兵器廃絶に向けて頑張りましょう」と強く訴えました。

 なお、この「ヒバクシャ国際署名をすすめる鹿児島県民の会」では、2020年までに当面、50万筆をめざしています。

 県民の会には、設立時点で20団体・4個人が参加しています。鹿児島県生協連も参加し、署名活動から1日でも早い日本政府の「核兵器禁止条約」への賛同・批准につなげ、世界から核兵器が廃絶されることを目指して会員生協や地域の方々とともに取り組みをすすめていきます。

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