7月4日消費者被害の電話相談を開催しました
NPO消費者ネットワークかごしまは、初年度の事業「各種消費者問題の調査・研究、救済及び支援事業」の一つとして、情報収集と今後の活用、そして当団体の認知を広げることを目的に7月4日電話相談を行いました。
当日は、消費者ネットのメンバーの弁護士、司法書士、消費生活相談員の6名が、午前と午後に分かれて、午前10時から午後4時まで県内の消費者の方からの様々な電話による消費者トラブルの相談に応じました。
問い合わせは全部で6件寄せられました。「保険の給付に関すること」、「賃貸住宅の契約に関すること」、「敷金の返金に関すること」、「リフォーム業者に関すること」など、幅広い相談が寄せられました。
この電話相談開催に向けては、各消費者団体の広報紙や関係店舗の掲示板、南日本新聞「みなみのカレンダー」、読売新聞、MBCラジオ、NHKラジオなどで、広く一般市民の方へお知らせを行いました。電話の相談者は、鹿児島市内外と離島にお住まいの方で、チラシやニュースを見て電話をされたとのことでした。
相談の対応にあたった消費者ネットのメンバーは、相談者のお話しを丁寧にお聞きして、解決の方法、また内容によっては他の専門機関をお知らせするなどして誠意のある対応に努めました。
なかには、解決のめどが立ったわけではなかったのですが、きちんとお話しを聞いてもらえたことに感謝されて、再度お礼の電話をくださった方もいらっしゃいました。
消費者ネットワークでは、今回寄せられた事案を参考に、今後の消費者被害の事例研究を行います。尚、この電話相談は、2回目を11月に行う予定です。