記念植樹や施設見学、スポーツ交流も
40周年記念・KJC現地視察研究会
鹿児島県協同組合協議会(略称:KJC。県生協連、JA県農協中央会、JF県漁連、県森林組合で構成)は、2月19日、協同組合間の相互理解と交流促進を図るため、各協同組合の職員約20名が参加で「KJC現地研究会」を開催しました。
今年度は、KJCが1975年に発足して40周年になることから視察のほか記念植樹やスポーツ交流会も行われました。
まず、記念植樹をするために松元町の森林組合連合会の会有林へ向かいました。車を降りてから山道を10分ほど入った場所で森連の牧谷森林調査課長の指導のもと、参加者は二人一組となり数年後の花見に想いを馳せながら30本の山桜を植えました。
その後、昨年3月にオープンした鹿児島市の経済農協連関連施設「たわわタウン」に移動し、旬の野菜などの食材をふんだんに使ったバイキングで昼食。たわわタウンでは、MCの重信さんから施設の概況やコンセプトの説明をお聞きしました。
指宿市岩本に移動し、鹿児島県水産技術開発センターを施設見学し概要の説明を受けました。スジアラやヤイトハタ、夜行貝などの育苗の施設等を視察しましたが、このセンターは鹿児島県の水産業の振興を図ることを目的に、環境に優しい養殖業や水産加工技術などの開発研究、資源管理や資源開発、種苗生産技術などの開発研究、漁業に関する情報提供、漁業研修や成果の普及などが行われているとのことで育てる漁業に貢献するために力を注いでいました。
夕方からは、スポーツ交流会としてボウリング大会を開催。協同組合対抗の団体戦、個人戦を行い楽しく交流を深めました。
参加者からは、「記念植樹でプロの植え方を習えて有意義だった」、「他の協同組合の職員と交流できた」、「視野を広げるいい機会なのでもっと多くに人に参加してほしい」などの声が出されていました。
森林組合の指導で山桜を記念植樹
育苗施設を見学(水産技術開発センター)
ボウリングでスポーツ交流