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県生協連からのお知らせ

九州・沖縄ブロック「地方消費者グループ・フォーラムin鹿児島」を開催

 「地方消費者グループ・フォーラムin鹿児島」が、1月21日(木)に鹿児島市の市町村自治会館で開催され、行政・自治体・消費者団体・福祉団体・学生など沖縄・九州各地から270人が参加しました。

 このフォーラムは「消費者被害ゼロを目指して~消費者問題の解決を地域から~」をテーマに、消費者庁と実行委員会の主催で開催しました。

 フォーラムでは、まず全体会で森実行委員長が挨拶。続いて消費者庁の板東久美子長官が報告。消費者被害の状況や「高齢化」「情報化」「グローバル化」の中での被害・トラブルが増えている状況などの報告があり、消費者ホットライン窓口として「188」(電話)の取り組みなども紹介されました。

 基調講演では、大分県消費者問題ネットワークの井田理事長が、消費生活相談の推移やその具体的な中身に触れながら、消費者保護法制改正の動きと消費者被害救済の課題についてわかりやすくお話されました。また、3団体から報告がありました。

 その後、「高齢者の被害防止」と「消費者教育」の二つのテーマで分科会が行われ活動報告や消費者被害防止に向けた課題などについて意見交換がおこなわれました。

 参加者からは、「いろんな活動報告が聞けて参考になった」、また「いろんな分野の方々と話ができて有意義だった」などの感想が寄せられました。

 主な内容は以下の通りです。

開会挨拶

実行委員長 森雅美弁護士(消費者ネットワークかごしま理事長)

消費者庁報告

板東 久美子 消費者庁長官

基調講演

消費者被害ゼロをめざして~消費者保護法制改正の動きと消費者被害救済の課題

井田 雅貴 氏 大分県消費者問題ネットワーク理事長(弁護士)

団体等からの活動報告

①鹿児島県消費生活センターに寄せられた消費生活相談の状況

倉園 茂樹 氏 鹿児島県消費生活センター 所長

②高齢社会における連携・協働による消費者教育の推進

久保田治助 氏 鹿児島大学准教授

③適格消費者団体を目指して

岩井作太 氏 消費者ネットワークかごしま専門委員会委員長(弁護士)

分科会(活動報告及びグループディスカッション)

<第1分科会>(ファシリテーター 鹿児島大学准教授 久保田治助氏)

①地域で高齢者を支える~支え合いマップからみえてきた課題~

川原泰博 氏 阿久根市社会福祉協議会

②高齢者の心理と消費者被害の現状~消費生活相談の現場からの報告

冨元美奈子 氏 消費生活相談員の会かごしま

<第2分科会>(ファシリテーター 鹿児島国際大学教授 山本晃正 氏)

①住民主体の見守り活動を通じてみえてきた消費者被害問題

岩元伸司 氏 鹿屋市社会福祉協議会

②県民意識調査の結果からみた消費生活に関する高齢者の意識

長野玲子 氏 鹿児島県消費者行政推進室

<第3分科会>(ファシリテーター 県弁護士会消費者委員会委員長 田中佐和子/弁護士)

①消費者教育における弁護士の役割と鹿児島県弁護士会の取組み

田中 佐和子 氏 鹿児島県弁護士会消費者委員会委員長(弁護士)

②アンケートから見える学生のスマホ・ネット利用と消費者意識

鹿児島国際大学山本ゼミ学生

<第4分科会>(ファシリテーター 志学館大学講師 牧野高志氏)

①大学生に対する「消費者教育」の浸透について

志學館大学牧野ゼミ学生

②鹿児島県司法書士会における法教育の取り組み

三角悦久氏 鹿児島県司法書士会

【実行委員会参加団体・機関】

鹿児島県消費者団体連絡会、鹿児島県労働者福祉協議会、鹿児島県弁護士会、鹿児島県司法書士会、鹿児島大学、鹿児島国際大学、志學館大学、NPO法人消費者ネットワークかごしま、鹿児島市消費生活センター、鹿児島県消費生活センター、法テラス鹿児島、消費生活相談員の会かごしま、福岡県生活協同組合連合会、佐賀県生活協同組合連合会、長崎県生活協同組合連合会、熊本県生活協同組合連合会、宮崎県生活協同組合連合会、鹿児島県生活協同組合連合会、沖縄県生活協同組合連合会、日本生活協同組合連合会、鹿児島県、消費者庁


九州・沖縄全県から270人が参加


森雅美実行委員長が開会あいさつ


板東消費者庁長官が挨拶と報告


井田弁護士の記念講演

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