鹿児島県生活協同組合連合会
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県生協連からのお知らせ

霧島市で消費生活講座を開催

 消費者ネットワークかごしまは、2019年9月24日、霧島市国分総合福祉センターで「消費生活講座」を開催し、一般市民のほか民生委員児童委員や地域包括支援センターの職員、行政の消費生活担当者や福祉担当者など43人が受講しました。

 開会にあたり、この講座の開催の趣旨説明や、適格消費者団体の認定を目指す消費者ネットワークかごしまの紹介をしたあと講演に移りました。

 講演では、「消費者トラブルは他人事?!一番危ない「私は大丈夫」」と題して消費生活アドバイザーの徳納千鶴さんにお話しいただきました。

 徳納さんは、長年の消費生活相談員等の経験に基づき、消費者トラブルの被害事例と対処法や「特殊詐欺」って何?、「だまされる心理」とはなどについて、一つ一つ具体的な事例をあげて丁寧に紹介しました。講師の身近で起きた事例の紹介は、被害者本人が気づかないうちにトラブルに巻き込まれていたという事例もあり、参加者は、驚きと同時に手口の巧妙さに恐怖を感じていたようでした。最後に、「被害にあわないために出来ること」として、「危機管理意識を持つ」、「いち早く異変に気付く」、「緊急時の連絡先の用意」が大事であると話しました。

 番外編として「いまさら聞けない!?キャッシュレス社会」として、「これまで通り現金も使える」ことや「キャッスレスカードを皆さん持っているし使える」ことの紹介もありました。

 講演後、見守りの立場の参加者から、お年寄りを消費者トラブルから何とか救いたいという思いが込もった質問が出されるなど参加者は熱心に受講していました。

 なお、この講座は、鹿児島県の主催で、県の消費者教育活動事業の業務を受託した消費者ネットワークかごしまが企画運営したもので、霧島市の共催で開催しました。

講師の徳納千鶴氏


みなさん熱心に受講されていました

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